刑法・司法試験令和4年第17問(予備試験令和4年第8問)を考えてみよう

【前回のあらすじ】

刑法予備令和4-3・司法令和4-12を前回まで検討しました。次は,何をやるのでしょうか。
それでは,はじまりはじまり。

スク東先生:こんにちは,東さん。

こんにちは。

スク東先生:あら,なんかあったんですか。

いやぁ,なんもないですが,暑いですね。

スク東先生:なるほど,そうですね。暑いといろいろ大変ですが,まあ,頑張っていきましょう。それでは,今日から新しい問題やっていきますか。

今回,取り上げる問題は,こちらです。

刑法 予備令和4-8・司法令和4-17【罪数】
罪数に関する次の1から5までの各記述を判例の立場に従って検討した場合、誤っているものを2個選びなさい。
1.甲は、Aから財物を詐取した上で当該財物の返還を免れるためにAを殺害することを計画し、計画どおりにAから財物を詐取し、その後、殺意をもってAの胸部をナイフで刺して殺害し、これにより、財物の返還を免れるという財産上不法の利益を得た。甲には、詐欺罪と強盗殺人罪が成立し、これらは包括一罪となる。
2.暴力団幹部甲は、配下の組員数名とともに、Aの身体に共同して危害を加える目的で、日本刀数本を準備してA方前に集合し、その直後、外に出てきたAの顔面を手拳で数回殴打する暴行を加えた。甲には、凶器準備集合罪と暴行罪が成立し、これらは併合罪となる。
3.甲は、業務として猟銃を用いた狩猟に従事していた際、Aを熊と誤認して発砲し、Aに傷害を負わせ、その直後にAを誤射したことに気付いたが、Aを殺害して逃走しようと決意し、殺意をもってAの胸部に向けて発砲し、Aを即死させた。甲には、業務上過失傷害罪と殺人罪が成立し、これらは包括一罪となる。
4.甲は、A銀行が発行したB名義のキャッシュカード1枚をBから窃取した上、これを利用してA銀行の現金自動預払機から預金を不正に払い戻した。甲には、2個の窃盗罪が成立し、これらは併合罪となる。
5.甲は、対立する不良グループのメンバーA及びBを襲撃することを計画し、路上で発見したAをバットで1回殴打した直後、そばにいたBを同バットで1回殴打し、両名に傷害を負わせた。甲には、2個の傷害罪が成立し、これらは包括一罪となる。

ふーん,次は,刑法司法試験令和4年第17問(予備試験令和4年第8問)をやるんですね。罪数か,苦手だなー。

スク東先生:はい,今回もスク東の勉強会で取り上げた問題です。

そうなんですね。ちなみに次の勉強会はいつでしたっけ

スク東先生:えっと,7月31日(日)16:00~17:30です。(詳細はこちら

なるほど,わかりました。

スク東先生:それで,早速,やっていこうと思うんですが・・。

ふーん,今回は予告だけですね。

スク東先生:はい,いつもそうですからね。しっかり,次回の検討までに準備しておいてください。それでは,今日はこの辺りで終わりします。
この続きは,また来週お楽しみに。

カテゴリー: 刑法 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中