刑事訴訟法・令和3年第19問肢アを考えてみよう その2

【前回のあらすじ】

刑法の令和3年第19問肢「ア.司法警察員は,犯罪の捜査をしたときは,例外なく,速やかに書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければならない。」の検討をすることになりました。
条文に答えがあるのですが、押さえるにあたって「なぜ」を考えてみることが大事なようです。
東さんは、キチンとやれるでしょうか。一緒に整理していきましょう。

それでは、はじまりはじまり。

スク東先生:こんにちは。調子はどうですか。

まあ、普通でしょうか。

スク東先生:それはなによりです。とにかく、コツコツやっていきましょう。前回の続きですね。

予備試験令和3年第19問
肢「ア.司法警察員は,犯罪の捜査をしたときは,例外なく,速やかに書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければならない。」

刑事訴訟法第246条
司法警察員は、犯罪の捜査をしたときは、この法律に特別の定のある場合を除いては、速やかに書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければならない。但し、検察官が指定した事件については、この限りでない。

スク東先生:条文をみれば、結論は、誤っていることがわかるのですが。

はい、「なぜ」を考えるというのが大事という話でしたね。

スク東先生:はい、それが前回の宿題でした。うまく整理できましたか。

はい、そうですね。基本的に、刑事捜査した後は、起訴するか否かは検察官なので、情報をわたすべきだとは思うのですが、全部わたすのも大変かなと感じました。

スク東先生:方向性はいいですね。実際の運用をイメージできてます。前回のヒントを活用できてます。
ただ、「大変だ」ということをもうちょっと説明するといいかもしれません。

うーん。

スク東先生:ちょっと、つまってしまいましたね。こういうのも、あんまり難しく考えるのはよくないですね。単純に、検察官と司法警察員でどっちが数多そうですかね。

なるほど、司法警察員の方が多そうです。そうですね、捜査したこと全部持ってこられると、検察官の方の事件処理もきつくなると思いました。

スク東先生:そうでしょうね。だから、軽微に事件などは、警察で処理できるようです。
検察官が指定した、軽微な窃盗、詐欺、横領など(微罪処分)

ふーん、確かにイメージができれば、条文もよく理解できますね。

スク東先生:はい、こんな感じで整理するとよいでしょう。大事なことは、あんまり難しいことはやらない方がいいです。

なるほど、なんででしょう。

スク東先生:それは、単純なことで、難しいことは本番の限られた時間ではできないからです。

そりゃ、そうです。

スク東先生:だから、記憶に少しでも残るように考えていくけど、難しくはしすぎない。記憶に残すことが目的で、考えることはあくまでも手段ですから。

よくわかりました。

スク東先生:はい、ぜひこんな感じで、コツコツやっていければと思います。それでは、ちょうど、キリがいいので、このあたりで終わりします。この続きはまた、来週お楽しみに。

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