刑法(総論)は、枠組みの理解が大事

スク東先生:お待たせしました。しばらく、お休みしていた私のブログ、今日から再開です。

スク東先生

予備試験・司法試験まで1ヶ月半ちょっと。本試験までの刑法総論のワンポイント講義を行います。4月は、総論の基本部分を、5月は、共犯と罪数論を伝えしたいと考えています。

 

それでは、はじまり、はじまり。

こんにちは、東さん。ご無沙汰しています。調子はどうですか。

 

 

東:まあまあです。本当に久しぶりですね。忘れ去られているのかと思ってました。

 

 

いえいえ、いろいろと勉強をして、グレード・アップして帰ってきたつもりです。

 

 

東:へーそうなんですか。でも、予備試験•司法試験まで1ヶ月あるかないかのこの時期に、何で刑法なんですか。

 

 

お、のっけから鋭い質問ですね。その点からお答えしましょう。

 

それは、刑法(総論)の特徴を考えると、分かります。何だと思いますか。

 

 

東:質問したのに、逆に質問で切り替えされたって気がするけど。ま、いいか。うーん、なんだろう。

 

 

それは、刑法(総論)の勉強に当たっては、枠組みの理解が、非常に大切な法学科目であることです。犯罪とは、構成要件に該当する違法かつ有責な行為。この枠組みを踏まえて、刑法のそれぞれの論点があります。したがって、他の科目に比べて覚える量が圧倒的に少ないのです。短い時間で得点源にすることが可能だからです。

私の指導の経験からも、短答の得意な人は、刑法、刑事訴訟法等の刑事系を得点としていますね。実際、過去問を見ても、刑法総論の基礎理論を理解し、これに基づき解答することが求められている問題ばかりです。

 

 

東:ふーん、なるほどね。

東花子さん

 

 

要するに、「狭く深く」が求められているのが刑法(総論)です。だから、本番まで時間のない今だからこそ、刑法なのです。

 

 

東:そうか、よく分かりました。では、お願いします。

 

 

はい、今日は1回目ですので、まず刑法の大枠として、目的を考えていきましょう。

 

東さん、刑法の目的って、何ですか。

 

 

東:え、目的ですか。何だろう。社会の秩序を維持して、私たちの生活を守ることではないでしょうか。

 

 

ええ、その理解で結構です。抽象的にまとめると、社会的相当性を逸脱した危険な行為から、法益侵害及び法益侵害の危険の発生を抑えることですね。

 

 

東:なるほど、そういうことになりますね。

 

 

そうです。そこで、社会的に相当性ってなんだろう。危険な行為とは何だろう。法益侵害および法益侵害の危険性の発生を抑えるとは、どういうことだろうと問題となり、それぞれ違法性、実行行為、結果無価値論、未遂の論点が問題となります。

さて、今日は1回目ということで、刑法の大まかな視点を考えてみました。次回からは、短答過去問を使って、刑法総論の枠組み、大事な論点の理解を深めていきたいと思います。

 

 

東:はい、スク東先生の元気な姿を拝見して、私も安心しました。これから本番に向けて、先生の講義で実力アップを図りたいと思います。今日は、ありがとうございました。

花子さん

 

 

こちらこそ、ありがとうございました。では、この辺で。次回は、4月10日(金曜日)です。お楽しみに。

カテゴリー: 刑法 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中