細かな民法改正点を考える。詐欺(民法96条3項を例にして)その1

こんにちは,スク東ブログへようこそ。解説編,好評公開中。

平成29年司法試験民法(解説編)
平成29年予備試験民法(解説編)
平成28年予備試験民法(解説編)
平成27年予備試験民法(解説編)

まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
ブログがマンネリ化してしまったことを反省したスク東先生は方針を切り替え,リスタートすることを宣言したのでした。
どこに向かっていくのでしょうか。私もよく分かりませんが,温かく見守ってみましょう。

では,はじまり,はじまり。

考えている

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速はじめていきましょう。

東花子さん

はい,それで,今日はどんなことをしていくんですか?

えっと,そうですね。リスタート初回ですので,ざっくばらんに民法96条3項の詐欺のことについてお話したいと思います。条文を載せておきます。

改正民法
(詐欺又は強迫)
第96条
1(略)
2(略)
3 前二項の規定による詐欺による意思表示の取消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。

改正前民法
(詐欺又は強迫)
第96条
1(略)
2(略)
3 前二項の規定による詐欺による意思表示の取消しは、善意の第三者に対抗することができない。

96条2項も内容が,「知っていた」から「知り、又は知ることができた」に変わったのですが,ポイントを分かりやすくするために省略しますね。

考えている

そうですか,分かりました。それで,何を話してもらえるんですか。

いやー,改正で変わったところの意味を話そうと,改正により96条3項が「善意の第三者」から,「善意でかつ過失がない第三者」に取扱いが変わりました。

東花子さん

ふーん,そんなの見れば分かるじゃないですか。

まあ,それ,そうなんだけど。こっちも一応,考えているわけだから,そんな無意味な話をするわけないわけで・・・。

東花子さん

なるほど。じゃあ,どんなことをおっしゃてくれるんですか!!

いやー,なんか高圧的ですね。別にいいけど,結局ですね。
例えば,短答試験の本番では,条文見れないわけです。
ですので,条文が変わってますとか言われても本番使えないでしょう?

東花子さん

確かに,それはそうです。こんな細かいことまで押さえられませんね。

そうなんですよ。ようやく,こちらがやりたい意図が伝わってきました。
今回は,改正により条文が変化した細かな違いを踏まえて,どうしてそうなったのかを一緒に考えることをしたいと思っています。ということで,東さんはどう思いますか。

考えている

えっ,いきなり突っ込んできましたか・・・。よく分かりませんね。

まあ,普通はそうなりますよね。
ということで,今回は前ふりということで,自分なりになぜそうなったかを考えてもらえますか。

東花子さん

そうですか,ちょっとやってみます。

はい,今回の質問の意図は,細かなことをそのまま押さえても忘れてしまいます。答えを参考に,自分なりにいわゆる行間を埋める作業をしてもらおうと考えております。

考えている

なるほど,わかりました。なんか,ヒントをもらうとありがたいのですが・・・。

そうですね。やみくもに考えてもしかたないですからね。
基本的には自由で結構なのですが,大枠の構造や近時の社会情勢を踏まえて想像されるとよいように思います。
とにかく最初から正解を探すのではなく,やろうとする心がけが大事です。

花子さん

それを聞いて少し安心しました。やってみます。

はい,頑張ってください。真面目にすぎるとどうしても柔軟な発想ができません。気軽にやってみください。
それでは,今日はこんなところで終わりにします。この続きは,また来週お楽しみに。



あなたの,1票が日々の力となります。ぜひ,お役立ていただいた際には,クリックにて応援のほど,よろしくお願いします。

広告
カテゴリー: 総則 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中