予備試験30年7問(民法)肢エを検討する 第7回 転得者に詐害行為取消権を行使するには。(424条の5) 

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まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
花子さんは,予備試験30年7問(民法)肢エを検討することになりました。では,はじまり,はじまり。

東花子さん

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速,予備試験30年7問(民法)肢「エ.贈与が虚偽表示に該当することを知らない転得者との関係において,当該贈与を詐害行為取消権の対象とすることはできない。」を検討していきます。

結論は,どうですか。

考えている

誤ってます。

そうですね。どうしてでしょうか。

東花子さん

うーん,どうでしょう。

なるほど,理由もわかっていないのにどうして分かったんですか?

考えている

すいません。条文でしょうか。

いいですね,確認しましょう。

(転得者に対する詐害行為取消請求)
第424条の5
債権者は、受益者に対して詐害行為取消請求をすることができる場合において、受益者に移転した財産を転得した者があるときは、次の各号に掲げる区分に応じ、それぞれ当該各号に定める場合に限り、その転得者に対しても、詐害行為取消請求をすることができる。
一 その転得者が受益者から転得した者である場合
その転得者が、転得の当時、債務者がした行為が債権者を害することを知っていたとき。
二 その転得者が他の転得者から転得した者である場合 その転得者及びその前に転得した全ての転得者が、それぞれの転得の当時、債務者がした行為が債権者を害することを知っていたとき。

改めてどうでしょう。

東花子さん

えっと,「その転得者が、転得の当時、債務者がした行為が債権者を害することを知っていたとき」であれば詐害行為取消の対象になると思いました(424条の5 1号)。

そうですね。細かく言えば2号もあるのですが,本題のじゃないので割愛しましょう。
結局,転得者がいわゆる民法94条2項の第三者でも,債権者を害する意思があれば詐害行為取消権の対象となります。

考えている

はい,債権者取消権の目的が債権者保護ですからね。

そういうことです。こんな感じでざっくり押さえましょう。
あれ,東さん何かいいたさそうですね。

東花子さん

いやー,今週は更新がおくれたなぁって・・・。

なるほど,そうですね。ちょっと,お盆のゼミをやっていて遅れてしまいました。
言い訳は,あまりよくないですが,失礼しました。えっ,まだ何か言いたそうですね。

考えている

えっと,更新頻度も少なくなったし,内容もマンネリ化してきたような・・・。

うーん,痛いところつかれましたね。私もそろそろ検討のテーマを変えようと思ってます。
とりあえず,肢オまでは検討しますが,その後は新たなことを始めようと考えております。

東花子さん

そうなんですね。発表は次週ですね?楽しみにしてます。

はい,ぜひそうしてください。それでは,今日も時間となりましたので終わりにします。
この続きは,また来週!お楽しみに。



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