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平成29年司法試験民法(解説編)
平成29年予備試験民法(解説編)
平成28年予備試験民法(解説編)
平成27年予備試験民法(解説編)
まずは,前回までのあらすじから
<前回までのあらすじ>
花子さんは,予備試験30年4問(司法試験平成30年第11問)(民法)肢イを検討することになりました。では,はじまり,はじまり。
こんにちは,東さん。早速,予備試験30年4問(民法)肢「イ.AがBに対して,完成した建物の所有権の帰属について特約をせずに,A所有の土地上に建物を建築することを注文したところ,Bが自ら材料を提供して建前を建築した段階で工事を中止した場合(その時点における時価400万円相当)において,Aから残工事を請け負ったCが自ら材料を提供して当該建前を独立の不動産である建物に仕上げ(その時点における時価900万円相当),かつ,AがCに代金を支払っていないときは,当該建物の所有権は,Cに帰属する。」を検討していきます。
結論は,どうですか。
どうしてでしょうか。
そうですか。それを聞いて,なるほど!!そうかって,いう風になったらダメでしょうね。
はい,ですので,意味をしっかり考えていかないといけません。
どのあたりがポイントになりそうですか。
あのー,そこ分かっていないと結局,使えないですよ。
まあ,別に謝らなくてもいいのですが,表面的に検討しても記憶に残りませんし,実践では役に立ちません。最近思うのは,やったことも大事なんですが,どう残すかを意識しないといけませんね。
はい,そういうことです。不安だと,安心するために量をこなすことに意識がいって,残すことに意識が行かないんですよ。
そういうこと!ですので,そうならないように気を付けましょう。
ということで,先ほどの質問ですが問題意識きちんと考えてもらえますか。
はい,ぜひ,やってみてください。結局,自分で考えたことしか,本番には役に立ちません。
その意識で勉強するようにしましょう。
では,時間となりましたので,これで終わりにしたいと思います。
この続きは,また明日お楽しみに。