予備試験30年3問(民法)肢ウを検討する 第4回 解除条件成就後の占有形態を考える その1(最判昭60.3.28)

こんにちは,スク東ブログへようこそ。解説編,好評公開中。

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まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
花子さんは,予備試験30年3問(民法)肢ウを検討することになりました。では,はじまり,はじまり。

東花子さん

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速,予備試験30年3問(民法)肢「ウ.Aは,Bが所有する甲土地を解除条件付でBから買い受ける旨の売買契約を締結し,当該売買契約に基づいてBから甲土地の引渡しを受けた。その後,解除条件が成就した場合,Aの甲土地に対する占有は自主占有でなくなる。」を検討していきます。

結論は,どうですか。

考えている

誤っていますね。

なるほど,どうしてでしょうか。

東花子さん

どうやら,判例があるようです。(最判昭60.3.28)

うーん,そうですか。ただ,そんな判例知ってますかね。

花子さん

知りません。(キッパリ)

いやー,自信をもって言われましても,それじゃ判例があるという解答,全く使えないじゃないですか。

考えている

はい,そうです。

それじゃ,やっぱり意味を考えないといけませんね。どのあたりが,問題のポイントになりそうですか。

東花子さん

解除条件が満たされたとあるので,そこですかね。

いいですね。もう少し,そこを具体的に掘り下げて説明してもらえますか。

東花子さん

うーん,解除条件を満たすと,遡及的に契約の効力がなくなります。そうすると,売買契約による所有権の移転もないことになります。ですので,他主占有に変わるのではと思いました。

おお,そうですね。どうして分かったんですか。

東花子さん

いやー,スクール東京の解説にそう書いてありました。詳細は(こちら

なるほど,さすがスクール東京の解説分かっている!!

東花子さん

ええっと,それ。先生が制作に携わっているんですよね。自作自演のような気が・・・。

いやー,そうでしたね。これまた,大変失礼しました。
まあ,とにかく問題の所在を確認することは大事です。
ただ判例は,東さんが指摘した結果をとっていないですね。
これは,なぜでしょう。

考えている

うーん,そうですね。ちょっと,考えていいですか。

そうですね。論理的に考えてもらった方がいいので,ここいらで一旦切りましょう。
方向性は,やはり他主占有にすると不都合なことを考えるといいでしょうね。
特に,他主,自主で大きく取扱いが変わる制度があります。
そこを意識すると良いでしょう。

花子さん

ヒント,ありがとうございます。それをもとに,自分でやってみたいと思います。

いいですね。結局,考えたことが残りますからね。ぜひ頑張ってみてください。
それでは,時間となりましたので,終わりにします。この続きは,また明日お楽しみに。



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