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平成29年司法試験民法(解説編)
平成29年予備試験民法(解説編)
平成28年予備試験民法(解説編)
平成27年予備試験民法(解説編)
こんにちは,スク東ブログへようこそ。まずは,前回までのあらすじから
<前回までのあらすじ>
今日からは,予備試験29年2問(民法)を実践的に検討していきます。では,はじまり,はじまり。
こんにちは,東さん。あれ,今日は,なんか緊張しているみたいですね。
そうですね。とくに,本番は時間内の解答が期待されます。難しい肢を回避して,効率よく解答できると点数も大分違いますからね。
はい,それでは,早速やっていきましょう。あと,忘れないように伝えておきますが,司法試験29年民法(解説)更新しました。
そうですね。復習しやすいようにページを更新していきます。こちらもご期待ください。
それでは,始めましょう。問題文を載せておきます。
司法試験29年2問(民法)
被保佐人Aが保佐人の同意又はこれに代わる家庭裁判所の許可を得ずにBに対してA所有の甲土地を売り渡したことを前提として,当該売買契約の効力に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
- ア.BがAの保佐人に対し当該売買契約を追認するかどうか確答することを1か月の期間を定めて催告した場合において,保佐監督人があるときは,保佐人が保佐監督人の同意を得てその期間内に追認の確答を発しなければ,当該売買契約を取り消したものとみなされる。
- イ.BがAに対し当該売買契約について保佐人の追認を得ることを1か月の期間を定めて催告した場合において,Aがその期間内にその追認を得た旨の通知を発しないときは,当該売買契約を取り消したものとみなされる。
- ウ.Aが行為能力者となった後に,BがAに対し当該売買契約を追認するかどうか確答することを1か月の期間を定めて催告した場合において,Aがその期間内に確答を発しないときは,当該売買契約を追認したものとみなされる。
- エ.Aが行為能力者となった後に,AがBから甲土地の所有権移転登記手続の請求を受けたときは,当該売買契約を追認したものとみなされる。
- オ.Aが行為能力者となった後に,Aが甲土地の売買代金債権を他人に譲渡したときは,当該売買契約を追認したものとみなされる。
1.ア エ 2.ア オ 3.イ ウ 4.イ エ 5.ウ オ
まず,どの肢から,入っていきましょうか。
あちゃー,それは良くないですね。この場合,「ア」は飛ばさないと・・・。
いやー,完全に実戦感覚を忘れてしまってますね。まあ,そういった意味で,始めてよかったんですが。
この場合,アを積極的にやらない方がいい理由は,2つほど考えらえそうです。
どうですか。
そうですね。まあ,実践編は久しぶりなので,様子見ながら入っていきましょう。それでは,今日も時間となりましたので,終わりします。この続きは,また明日,お楽しみに。