司法試験29年33問(民法)肢エを検討する 第10回 860条を考える その1

こんにちは,スク東ブログへようこそ。解説編,好評公開中。

平成29年予備試験民法(解説編)
平成28年予備試験民法(解説編)
平成27年予備試験民法(解説編)

まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
花子さんは,司法試験29年33問(民法)肢エを検討することになりました。では,はじまり,はじまり。

東花子さん

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速始めていきましょう。早速,司法試験29年33問(民法)肢「エ.成年後見人と本人との利益が相反する行為については,成年後見人は,成年後見監督人がいる場合であっても,本人のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければならない。」を検討していきます。

結論は,どうですか。

考えている

誤っていますね。

そうですね。どうしてですか。

東花子さん

はい,条文があったと思います。

いいですね,確認しましょう。

(利益相反行為)
民法第860条
第826条の規定は、後見人について準用する。ただし、後見監督人がある場合は、この限りでない。

(利益相反行為)
民法第826条
1.親権を行う父又は母とその子との利益が相反する行為については、親権を行う者は、その子のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければならない。
2.親権を行う者が数人の子に対して親権を行う場合において、その一人と他の子との利益が相反する行為については、親権を行う者は、その一方のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければならない。

860条ただし書ですね。

考えている

はい,原則は,家庭裁判所に特別代理人を選任する旨の請求が必要ですが,後見監督人がある場合,不要になります。

なるほど,良く勉強されておりますが,それだと・・・。

東花子さん

そうですね。ただ,知っているだけですね。

その通り。ですので,意味をしっかり確認したいのですが,どの辺りから整理しましょう。

東花子さん

やはり,原則だと思います。利益相反取引を行うにあたり,常に家庭裁判所に請求を必要とするのは問題だと思いました。

考える方向性は,いいですね。どんな問題がありそうですかね。

東花子さん

うーん,そうですね。ちょっと考えていいですか。

なるほど,わかりました。いきなり,ばばっと説明してもいいのですが,考えてもらった方が記憶に残りますからね。
しっかり,整理してもらいましょう。それでは,時間となりましたので,今日はここまでとします。
この続きは,また明日,お楽しみに。



あなたの,1票が日々の力となります。ぜひ,お役立ていただいた際には,クリックにて応援のほど,よろしくお願いします。

カテゴリー: 親族相続, 平成29年, 民法 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中