司法試験29年20問(民法)肢アを検討する 第2回 併存的債務引受

こんにちは,スク東ブログへようこそ。解説編,好評公開中。

平成29年予備試験民法(解説編)
平成28年予備試験民法(解説編)
平成27年予備試験民法(解説編)

まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
花子さんは,司法試験29年20問(民法)肢アを検討することになりました。では,はじまり,はじまり。

東花子さん

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速,司法試験29年20問(民法)肢「ア.債権者Aが,債務者Bの意思に反して,引受人Cとの間で併存的債務引受の契約をした場合,その効力は生じない。」を検討していきます。

結論はどうでしょう。

考えている

誤っていますね。

いいですね,あってます。どうしてですか。

東花子さん

判例のようです。(大判大15.3.25)

なるほど,そうですか。ただ,それだと。

東花子さん

はい,知らないと即,できないになってしまいますね。

その通り!やはり,なぜかを考える必要があります。
どのように考えていきましょうか。

考えている

うーん,漠然と聞かれても何とも。

まあ,そりゃそうなりますね。考える方向性は,債務者Bの意思に反しても,併存的債務引受の契約の効力は生じるということです。一般的に債務者の意思に反してもできるのは,どういう時でしょうか。

東花子さん

債務者にとって不利益が生じない時だと思いました。

いいですね。AC間の契約は本来,自由なはずです。関係ない第三者にとやかくいわれる筋合いはないですから。

東花子さん

はい,併存的債務引受が成立しても,債務者Bの債権者Aに対する債務が消えない(変化がない)のがポイントではないでしょうか。

いいところに着目しました。AC間の併存的債務引受契約で,債務者Bの立場が変わらないと考えられます。
したがって,意思に反してできるという結論になりますね。
今日は,比較的あっさりしてしましたが,こんなところで良いでしょう。
債務引受は,条文に記載がないので嫌な印象を持つ方もいますが,一般原則から導ければ大丈夫です。

東花子さん

そうですね。論理的に考えればいけると思って安心しました。

はい,ぜひこんな感じで論理的に押させるようにしましょう。
この続きは,また明日お楽しみに。



あなたの,1票が日々の力となります。ぜひ,お役立ていただいた際には,クリックにて応援のほど,よろしくお願いします。

広告
カテゴリー: 債権総論, 平成29年, 民法 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中