司法試験29年5問(民法)肢オを検討する 第12回 表見代理と無権代理人の責任(117条)【最判昭62.7.7】その1

こんにちは,スク東ブログへようこそ。まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
花子さんは,司法試験29年5問(民法)肢オを検討することになりました。では,はじまり,はじまり。

東花子さん

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速,司法試験29年5問(民法)肢「オ.相手方から履行の請求を受けた無権代理人は,表見代理が成立することを理由として無権代理人の責任を免れることはできない。」を検討していきます。

結論はどうですか。

考えている

正しいですね。

そうですね。どうしてでしょうか。

東花子さん

判例があるようです。(最判昭62.7.7)

なるほど,そうですね。条文も確認しましょう。

(無権代理人の責任)
民法第117条
1.他人の代理人として契約をした者は、自己の代理権を証明することができず、かつ、本人の追認を得ることができなかったときは、相手方の選択に従い、相手方に対して履行又は損害賠償の責任を負う。
2.(略)

無権代理人の条文を見ると,表見代理の成立の関係については,一切責任を免れるとは書いてませんね。

考えている

はい,したがって,無権代理人の責任を当然に負うということでしょうか。

いいですね。素直に考えると,そうなります。
ただ,それだと・・・。

東花子さん

そうですね。全く,問題点がでてこないです。

良くわかっているじゃないですか。
最終的に,判例の結論にいくとしても,一見,正しそうな主張をすることが大事だと思います。

考えている

なるほど,なんか言ってみるのですね。

はい,勉強をすると判例の最終的な結論に意識が行きがちです。しかし,実際は,争っている相手がいます。ですので,その立場になって主張を考えましょう。

東花子さん

わかりました。

それでは,実際に何か,この問題でいえること考えてください。

東花子さん

えっと,えっと。すみません,少し時間を貰っていいですか。

わかりました。ぜひ,そうしてください。
では,時間となりましたので,ここまでとします。この続きは,また明日,お楽しみに。



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