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平成29年予備試験民法(解説編)
平成28年予備試験民法(解説編)
まずは,前回までのあらすじから
<前回までのあらすじ>
司法試験の論文試験の試験制度を確認してきました。合格率について確認しましたが,もう少し確認したいことがあるようです。
では,はじまり,はじまり。
こんにちは,東さん。今日も,合格率を確認していきましょう。
そうなんですが,少し別の角度で見てみましょう。司法試験の受験資格は,2つありましたね。
その通りです。2つルートがありますが,合格率について比較したいと思います。確認して見ましょう。
年度 | 受験者(法科大学院全体) | 合格者(法科大学院全体) | 合格率(法科大学院全体) | 受験者(予備試験) | 合格者(予備試験) | 合格率(予備試験) |
---|---|---|---|---|---|---|
平成27年 | 7715 | 1664 | 21.6% | 186 | 301 | 61.8% |
平成28年 | 6517 | 1348 | 20.7% | 382 | 235 | 61.5% |
平成29年 | 5567 | 1253 | 22.5% | 400 | 290 | 72.5% |
【法務省の公表データより作成(合格率,小数点1位四捨五入)】
そうですね。さらに,法科大学院の中でも合格率に差がありますが,予備試験合格者との差は,非常に顕著です。
はい,ここは確認したいです。原因は,いろいろあるでしょうが,どんなことが考えられるでしょう。
そうですね。そこが一番,大きいでしょう。この結果などもあって,法科大学院と予備試験では,予備試験の方が人気が高くなってますよ。
はい,また,法科大学院の学費も掛からないことも,予備試験が人気があると理由だと思います。
まあ,いろいろな事情があるでしょうが,総合的に考慮して,法科大学院か予備試験かを判断したいですね。
この機会に確認しておいてください。
では,今日も時間となりましたので,終わりにします。この続きは,また明日,お楽しみに。
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