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平成29年予備試験民法(解説編)
平成28年予備試験民法(解説編)
まずは,前回までのあらすじから
<前回までのあらすじ>
司法試験の論文試験の試験制度を確認してきました。合格点は800点から880点が今までの実績です。あと,合格率も改めて見ておきましょう。
では,はじまり,はじまり。
こんにちは,東さん。今日は,合格率を確認していきましょう。
そうですね。目標を見据えるためにしっかり押さえましょう。
それでは,最後に,実際の合格者,合格率を見てみましょう。
年度 | 採点対象者 | 短答合格者 | 合格者 | 合格最低点 | 合格率(対短答) | 合格率(対採点対象者) |
---|---|---|---|---|---|---|
平成27年 | 7930 | 5308 | 1850 | 835 | 35.63% | 22.71% |
平成28年 | 6846 | 4621 | 1583 | 880 | 34.85% | 23.31% |
平成29年 | 5929 | 3937 | 1543 | 800 | 39.19% | 26.02% |
【法務省の公表データより作成(合格率,小数点2位四捨五入)】
そうですね。合格率は対採点対象者です,一般的に言われている対受験者とは若干,違います。
なお,対受験者の場合は,0.2%くらい低くなります。
そういうことです。こちらの方が,現実的に発表を気にしている受験生の感覚に近いわけです。
気になる数字は,ありますか。
そうですね。受験者が全体として減っている中で,合格者の人数がほぼ横ばいとなりました。
また,対短答合格者を基準とすると,34.85%~39.19%になります。
はい,論文試験は,相対評価です。試験問題が難しいときは,みんなにとっても難しいわけだから,相対的に1/3に入ればよいと考えましょう。
はい,周りが諦めてくれたら,相対的に浮かびあがります。
しっかり押さえましょう。
では,今日も時間となりましたので,終わりにします。この続きはまた明日,お楽しみに。
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