司法試験の受験資格等を確認しよう(司法試験法4条1項)第2回

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平成28年予備試験民法(解説編)

まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
昨日は,司法試験の受験資格のことについて確認しました。法科大学院卒業か,司法試験予備試験の合格が受験資格のようです。法科大学院の入学条件と,予備試験の受験条件も確認しました。
他に,期間の問題もあるみたいです。では,はじまり,はじまり。

花子さん

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。それでは,早速,続きをやっていきましょう。
昨日に引き続き,司法試験の受験資格です。

まずは,関連条文を確認して見ましょう。

司法試験法
(司法試験の受験資格等)
第4条 司法試験は、次の各号に掲げる者が、それぞれ当該各号に定める期間において受けることができる。
一 法科大学院(学校教育法(昭和22年法律第26号)第99条第2項に規定する専門職大学院であつて、法曹に必要な学識及び能力を培うことを目的とするものをいう。)の課程(次項において「法科大学院課程」という。)を修了した者 その修了の日後の最初の4月1日から5年を経過するまでの期間
二 司法試験予備試験に合格した者 その合格の発表の日後の最初の4月1日から5年を経過するまでの期間
2 前項の規定により司法試験を受けた者は、その受験に係る受験資格(同項各号に規定する法科大学院課程の修了又は司法試験予備試験の合格をいう。以下この項において同じ。)に対応する受験期間(前項各号に定める期間をいう。)においては、他の受験資格に基づいて司法試験を受けることはできない。

考えている

先生,4条の1号と2号に「最初の4月1日から5年を経過するまでの期間」と書いてあります。

そうですね。法科大学院は教育課程なので,「その終了後の最初」になってます。司法試験予備試験の場合,合格が条件なので,「その合格の発表の日後の最初」が基準となってます。

東花子さん

そうですね。5年間の間に司法試験に合格すれば良いのですね。

はい,そして現在において,司法試験の実施は年1回です。したがって,受験資格がある場合,5回の受験のチャンスが与えられます。ちなみに,1回以上開催することも,法制度上は可能ですよ。実際にやるかどうかは別ですが・・・。

司法試験法
(司法試験等の実施)
第七条 司法試験及び予備試験は、それぞれ、司法試験委員会が毎年1回以上行うものとし、その期日及び場所は、あらかじめ官報をもつて公告する。

東花子さん

確かに「毎年1回以上」としか規定がありませんね。

まあ,一応,指摘だけおきます。あと,4条2項についても確認しておきましょう。

考えている

ふーん,受験資格が2つある場合に,1つを行使したら他の受験資格では受けれられないのですね。

そうですね。法科大学院の在学中に予備試験に合格したら,5年の期間内に,2つの受験資格を得る可能性がありますからね。

東花子さん

なるほど,わかりました。あの,先生質問なんですが,司法試験予備試験は,受験回数などの制限はあるのですか。

いい質問ですね。安心してください,回数制限がありませんよ。

花子さん

そういった意味でも,開かれた試験なんですね。

はい,勉強を始める際は,この期間の話もキチンと押さえておきましょう。

東花子さん

確かに重要ですね。ありがとうございました。

これで,受験資格等は,大丈夫そうです。では,今日も時間となりましたので,終わりにします。
この続きは,また明日,お楽しみに。

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