予備試験27年3問(民法)肢3を検討する 第8回 代理人への支払猶予の申入れ

こんにちは,スク東ブログへようこそ。まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
花子さんは,予備試験27年3問肢2(民法)を検討しました。しっかり,理解をすることが大事だと思ったのでした。本日から肢3です。では,はじまり,はじまり。

考えている

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。調子は,どうですか。

東花子さん

ぼちぼちです。淡々とやるのみですね。

そうですね。では,早速,予備試験27年3問(民法)肢3の検討を初めていきましょう。問題はこちら。

3.時効期間が経過する前に,債務者が債権者の代理人に対し支払猶予の申入れをした場合,その債権の消滅時効は中断する。

正しいですか,間違っていますか。

花子さん

中断するので,正しいですね。

はい,そうですね。なぜ,そう考えますか。

東花子さん

支払猶予の申入れが,債務の承認(147条3号,156条)として中断事由に当たるからだと思います。

なるほど,もう少し詳しく聞かせてください。どうして,債務の承認になるのでしょうか。

考えている

支払猶予が,債権の存在を前提としているからではないでしょうか。債権債務関係がないのに支払猶予の申入れをすることは考えにくいです。

そうですね。そんなところで良いと思います。あとは,代理人に対して,支払猶予を申入れてますが,その点についてはいかがですか。

東花子さん

確かに,本人は承諾を直接,受けていないので,時効中断の期待は生じていないとも考えられるのですが,代理人は本人のためにおります。したがって,代理人に対する承認も本人に承認があったとこと同じとなります。

そうですね,良くできました。この肢は,あまり確認することも少ないので,こんなところで良いと思います。

なお,156条「承諾」は,肢2で確認した通り,観念の通知になります。ですので,法律効果について意欲しなくても,時効中断の効果は,発生します。このあたりは,気を付けたいですね。では,明日は,肢4です。お楽しみに。



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