条文の意味を考える(民法987条を題材に【問いかけ編】)

こんにちは,スク東先生ブログにようこそ。早速ですが,本日は,民法987条を検討いたします。

親族相続の分野は,苦手な方も多く,細かい印象をお持ちと思いますが,イメージを持って勉強すれば,必ず得点源になります。

ぜひ,一緒にがんばりましょう。では,さっそく条文から。

第987条(受遺者に対する遺贈の承認又は放棄の催告)
遺贈義務者(遺贈の履行をする義務を負う者をいう。以下この節において同じ。)その他の利害関係人は、受遺者に対し、相当の期間を定めて、その期間内に遺贈の承認又は放棄をすべき旨の催告をすることができる。この場合において、受遺者がその期間内に遺贈義務者に対してその意思を表示しないときは、遺贈を承認したものとみなす。
(出題実績:21-25肢2,27-35肢オ)

なるほど,なるほど。受遺者に対して,遺贈義務者その他の利害関係人は,相当の期間を定めて催告できるらしいですね。なぜ,このような条文があるか,前提の利益状況は,どなたか。わかりますか。

「・・・,・・・。」

あのー。催告を法律が認めているのは,当然,現実の利益状況として,必要があるから認めているのであって,そこを理解しないと結局,ただの暗記ということになってしまいます。そう思いませんか。

「・・・,・・・。」

わかりました。ぜひ,時間を与えるので,なぜ,987条が必要なのかを考えてみてください。
考えていただく目的は,利益状況をもとに,条文を押えることで,試験の緊張した場面でも,理解をもって対応できるようにするためですよ。

「なるほど,意味なく覚えていても,すぐ忘れてしまいますからね。」

ようやく,話してくれましたか。わかってくだされば,それで結構です。では,皆様も一緒に考えてみてください。

考える際のヒントは,遺贈義務者その他の利害関係人の地位が不安定になるからということになります。なぜ,地位が不安定になるかを考えてみてください。
その際は,周辺の条文にヒントがあるかもしれません。また,遺贈には,2つの種類がありますね。この点も併せられると良いと思います。

では,時間となりましたので,終了させていただきます。この続きは,明日2016年9月28日(水)の17時に行います。ぜひお楽しみに。



応援ありがとうございます。

<お知らせ>
スク東先生は,twitter も併せて行っております。
端的に勉強のポイントもつぶやいておりますので,こちらも,ご興味ございましたらフォローいただければ嬉しいです。
スク東先生ツイッター

成績が伸び悩んでいる方に相談の受付も始めました。ご興味ございましたら,こちらよりご連絡ださい。

カテゴリー: 親族相続 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中