司法試験合格戦略説明会のお知らせ

こんにちは,スク東ブログへようこそ。解説編,好評公開中。

平成29年司法試験民法(解説編)
平成29年予備試験民法(解説編)
平成28年予備試験民法(解説編)
平成27年予備試験民法(解説編)

まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
前回まで,改正法民法の詐欺の条文を検討しました。
今日は,ちょっとした告知があるようですよ。

では,はじまり,はじまり。

考えている

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。調子はどうですか。

東花子さん

ぼちぼちですね。

そうですか,長丁場なので,とにかく頑張っていきましょう。

考えている

今日は,どんな話をされるのですか。

いやー,遅ればせながらですが,9月10日(火)に司法試験の合格発表がありました。

東花子さん

そうですね。

これで,令和元年の司法試験も一段落したわけです。

東花子さん

はい,これから来年に向かって,どう対策していくか大事ですね。

そうなんですよ。ということで,司法試験合格戦略説明会を実施します。

考えている

なるほどって,そんなのやってたんですか?

はい,一応。やらせていただきました。多くの方に参加していただき,好評をいただけたので,この機会に告知をしようと思いまして・・・・。

東花子さん

そうだったんですね。

はい,今後は,9月23日(月・祝)14:00~15:30に実施となります。
無料でやってますので,お時間合いましたら,お気軽に参加してください。

花子さん

わかりました,検討します。

はい,では,今日はこんなところで,終わりにします。
また,最後になってしまいますが,先日合格された方,おめでとうございます。
新しいステージで頑張ってください。



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細かな民法改正点を考える。詐欺(民法96条3項を例にして)その2

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平成29年司法試験民法(解説編)
平成29年予備試験民法(解説編)
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平成27年予備試験民法(解説編)

まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
今まで,過去問を検討していたのですが,うって変って,ざっくばらんに考えたことをご案内することになりました。
初回は,改正民法96条3項です。細かい条文改正があったようなんですが,どうやってスク東先生は整理していくのでしょうか。

では,はじまり,はじまり。

考えている

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速はじめていきましょう。前回の続きです。
条文を載せておきますね。

改正民法
(詐欺又は強迫)
第96条
1(略)
2(略)
3 前二項の規定による詐欺による意思表示の取消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。

改正前民法(旧)
(詐欺又は強迫)
第96条
1(略)
2(略)
3 前二項の規定による詐欺による意思表示の取消しは、善意の第三者に対抗することができない。

改正により96条3項が「善意の第三者」から,「善意でかつ過失がない第三者」に取扱いが変わっているのですが,その理由を考えてみるのが,前回の宿題でした,どうでしたか。

東花子さん

うーん,よく分かりませんでした。

まあ,そうですね。いきなり振られても,方向性がわからないでしょうからね。
じゃあ,一緒に検討してきましょう。

考えている

よろしくお願いします。

こういうときは,まず,大局的な目線で,結局,改正によってどうなったか一言で考えたいです。
わかります?!

東花子さん

うーん??

まあ,そうなりますよね。それじゃ,ヒントとして指摘しますが,「第三者」以外に誰のことを考えるとよいでしょう。

考えている

えっ,他に人いるの!?。

いやいや,よーく想像してください。詐欺の取消をした本人です。
結局,改正により「本人」と「第三者」の関係性が変わったっていうことなんですよ。
「第三者」に「善意無過失」が必要ということは,「本人」保護の要請が高まったということですね。

東花子さん

なるほど,確かに大きな枠組みでざっくり考えていくわけですね。

はい,細かいことを押さえても無理です。あとは,考察していく。どうして「本人」を保護するようになったのかと・・・。

考えている

うーん,なんでだろう。

そうですね。こういうときに,明確な答えを探そうとすると難しいんですよ。
例えば,「詐欺」って最近,おれおれ詐欺とか。フィッシング詐欺とか手口が巧妙になってきたじゃないですか。

東花子さん

確かに。

はい,昔は,ネットとかなかったわけだから,詐欺も相対で行われることが多かったんでしょう。
だから,騙された方も悪いと・・・。

考えている

なるほど,誰しもが巧妙に騙される可能性があるのに,騙された本人が悪いと言い切るのは疑問ありますね。

ええ,だから,法律も「本人」保護の方向性に触れたと思うんですよ。

東花子さん

そうですね。それであれば納得いきます。

こう考えれば,条文も意味がわかるじゃないですか。大事なことは,絶対的な解答を追わないとことです。細かいことを押さえるために自分で仕掛けをしていく。その時に,すでに知っていることを使って考えることが大事ですね。

花子さん

ふーん,わかりました。

はい,こういうことを繰り返すと,自分の言葉に変えられるので記憶も強化されていきます。こんな感じで,考えるといいでしょう。それでは,今日も時間となりましたので終わりにします。この続きは,また明日お楽しみに。



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細かな民法改正点を考える。詐欺(民法96条3項を例にして)その1

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まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
ブログがマンネリ化してしまったことを反省したスク東先生は方針を切り替え,リスタートすることを宣言したのでした。
どこに向かっていくのでしょうか。私もよく分かりませんが,温かく見守ってみましょう。

では,はじまり,はじまり。

考えている

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速はじめていきましょう。

東花子さん

はい,それで,今日はどんなことをしていくんですか?

えっと,そうですね。リスタート初回ですので,ざっくばらんに民法96条3項の詐欺のことについてお話したいと思います。条文を載せておきます。

改正民法
(詐欺又は強迫)
第96条
1(略)
2(略)
3 前二項の規定による詐欺による意思表示の取消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。

改正前民法
(詐欺又は強迫)
第96条
1(略)
2(略)
3 前二項の規定による詐欺による意思表示の取消しは、善意の第三者に対抗することができない。

96条2項も内容が,「知っていた」から「知り、又は知ることができた」に変わったのですが,ポイントを分かりやすくするために省略しますね。

考えている

そうですか,分かりました。それで,何を話してもらえるんですか。

いやー,改正で変わったところの意味を話そうと,改正により96条3項が「善意の第三者」から,「善意でかつ過失がない第三者」に取扱いが変わりました。

東花子さん

ふーん,そんなの見れば分かるじゃないですか。

まあ,それ,そうなんだけど。こっちも一応,考えているわけだから,そんな無意味な話をするわけないわけで・・・。

東花子さん

なるほど。じゃあ,どんなことをおっしゃてくれるんですか!!

いやー,なんか高圧的ですね。別にいいけど,結局ですね。
例えば,短答試験の本番では,条文見れないわけです。
ですので,条文が変わってますとか言われても本番使えないでしょう?

東花子さん

確かに,それはそうです。こんな細かいことまで押さえられませんね。

そうなんですよ。ようやく,こちらがやりたい意図が伝わってきました。
今回は,改正により条文が変化した細かな違いを踏まえて,どうしてそうなったのかを一緒に考えることをしたいと思っています。ということで,東さんはどう思いますか。

考えている

えっ,いきなり突っ込んできましたか・・・。よく分かりませんね。

まあ,普通はそうなりますよね。
ということで,今回は前ふりということで,自分なりになぜそうなったかを考えてもらえますか。

東花子さん

そうですか,ちょっとやってみます。

はい,今回の質問の意図は,細かなことをそのまま押さえても忘れてしまいます。答えを参考に,自分なりにいわゆる行間を埋める作業をしてもらおうと考えております。

考えている

なるほど,わかりました。なんか,ヒントをもらうとありがたいのですが・・・。

そうですね。やみくもに考えてもしかたないですからね。
基本的には自由で結構なのですが,大枠の構造や近時の社会情勢を踏まえて想像されるとよいように思います。
とにかく最初から正解を探すのではなく,やろうとする心がけが大事です。

花子さん

それを聞いて少し安心しました。やってみます。

はい,頑張ってください。真面目にすぎるとどうしても柔軟な発想ができません。気軽にやってみください。
それでは,今日はこんなところで終わりにします。この続きは,また来週お楽しみに。



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今後の展開を話してみる

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まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
予備試験30年7問(民法)の検討が終わりました。この後どうするかについて,ちょっとした発表があるようです。
では,はじまり,はじまり。

東花子さん

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速はじめていきましょう。

考えている

えっと,次の問題ですか?

いやー,ちょっと待ってください。いろいろ考えたのですが,少し題材を変えていこうと思います。

東花子さん

へー,そうなんですね。何で,急にまた。

うーん,更新頻度も少なくなってきたし,毎回,ワンパターンだとさすがにマンネリ化したっていうか。

考えている

確かに,それ思ってました。

やっぱりね。惰性でやってもつまらないので,少しネタを変えていこうと思いまして・・・。

東花子さん

なるほど,それは助かります。どんなことやるんですか。

うーん,特にこれっていうのは決めていないようにしたいのですが,改正民法などをちょこちょこ題材に取りあげたいと思います。ただ,それにとらわれることなく,興味があるテーマを模索しようと思います。

考えている

ふーん,柔軟に対応していくと・・・。

はい,その方が,今はよいかなと。
実際これまで,過去問をずっと検討していたのも,日々更新の際に,毎回毎回,テーマから迷いたくなかったからだったので・・・。

東花子さん

なるほど,そうだったんですね。

ですので,方向性が整うまでは,今までのことは忘れてフラットしようと,現在の更新状況も考えるとその方がいいと思いまして・・・。

考えている

ふーん,最初のブログの方針に戻るんですね。

はい,原点回帰です。最初は,テーマを適当に選定して勝手に検討していたわけだし,その方が面白い記事が書けるように思います。

花子さん

そうですか,わかりました。

ええ,そんな感じで,今後は取り組んでいきます。ぜひ,これからもよろしくお願いします。
では,今日も時間となりましたので終わりにします。この続きは,また来週お楽しみに。



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予備試験30年7問(民法)肢オを検討する 第8回 詐害行為取消権の対象になるか(確定日付のある債権譲渡の通知)

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まずは,前回までのあらすじから

<前回までのあらすじ>
花子さんは,予備試験30年7問(民法)肢オを検討することになりました。では,はじまり,はじまり。

東花子さん

スク東先生,こんにちは。

こんにちは,東さん。早速,予備試験30年7問(民法)肢「オ.債務者が自己の第三者に対する債権を譲渡した場合において,債務者がこれについてした確定日付のある債権譲渡の通知は,詐害行為取消権行使の対象とならない。」を検討していきます。

結論は,どうですか。

考えている

正しいですね。

そうですね。どうしてでしょう。

東花子さん

判例があるみたいです(最判平10.6.12)。

なるほど,それだとただ知っているだけですね。
どの辺がポイントなりそうですかね。

東花子さん

うーん,債権譲渡そのものが取消せないときでも,通知を消せないかという問題でしょうか。

そうですね。
確かに,問いにはありませんが,あえて通知の取消を求めているということはそういうことなのでしょう。
ただ,判例は,通知のみの取消を認めておりません。これはどうしてでしょう。

考えている

えっと,結果的に債権譲渡も害されてしまうからだと思いました。

いいですね。問題ない部分にまで債権者に過度の介入を認めることは,取引の安全を害し問題です。

東花子さん

はい,ですので通知について取消を認めなかったのでしょう。

はい,あとは結論ありきで,通知行為は,事実行為に過ぎず詐害行為取消の対象とならないと説明しておけば大丈夫です。

東花子さん

なるほど,わかりました。大事なことは,まず利益状況を踏まえて,世間としてどのようにあるべきかを考える。その上で,法的な理屈ですね。

その通り。順番が大事です。それをしないと,ただの辛い暗記になってしまいます。
ぜひ,気をつけましょう。それでは,今日も時間となりましたので,終わりにします。
この続きは,また来週!お楽しみに。



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